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インビザラインの適応症例
インビザラインでの治療経験と適用症例の間には、図のような"Learning Curve"と呼ばれる『段階』が存在します。よって、先生方ご自身がインビザラインでの治療症例を数多く積み重ねられることで、より多くの方々の治療にインビザラインを使用されることが可能となります。
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適応症例に関するQ&A

Q1: インビザライン治療の適応範囲に限界はありますか?

A1:
適切な診断、治療過程のモニタリングを重視し、インビザライン治療の経験を積み重ねていただくことを通じて、最終的には、成人、青年期の患者の大半の症例に応用していただくことを目指しています。


Q2: 治療計画(クリンチェック)は自動的に作成されるのですか?

A2:
重要なのは、決してインビザラインが自動的に治療を施すものではなく、従来の矯正治療同様、診断結果に基づいて治療計画を策定し、治療を進める主体はあくまでも先生方であるということです。インターネットを通じた双方向のやり取りを経て、先生方の治療計画を忠実に具現化したアライナー群が製造され、治療が開始されます。


Q3:
どのような症例から始めればいいですか?

A3:
先生方には認定講習会受講後、前歯部限定症例から始められることをお薦めします。前歯部限定用アライナーは、歯科矯正症例があまり複雑でない患者に対して、先生方の負担が少なく、適切に治療できるようデザインされたものです。


Q4: インビザラインには規定の症例選択基準はありますか。また、症例提出の際、受諾拒否されることはありますか。

A4:
基本的にはありません。第二大臼歯が完全萌出している患者であれば、インビザライン治療の対象となり得ます。現在のところ、アメリカ国内では提出のあった症例の99%以上を受諾しています。


Q5: インビザラインの"補助治療"とは何ですか?

A5:
補助治療とは、インビザライン治療時に、他の補助装置を併用することを意味します。具体的にはボタンやエラスティックといった装置とアライナーを組み合わせて使用することをいいます。対顎の歯列弓に固定式装置を使用する場合、もしくは外科的処置を行う症例において一時的に固定式矯正装置を使用するような場合も含みます。先生方に参考にして頂けるよう、"ヒントとテクニック"ガイドをご用意しており、インビザライン治療に様々な補助装置を取り入れる上での秘訣やテクニックをご紹介しています。


Q6: インビザライン・アライナー単独では治療が困難で、補助治療が必要となる可能性のある症例はどのようなものでしょうか?

A6:
「インビザライン・アライナーだけを使用した場合は、予測実現性が低い」とされている歯牙移動には3つのタイプがあります。インビザライン治療の経験を積み重ねることにより、これら歯牙移動の予測実現性を高められるようになります。ボタン、エラスティック、その他の補助装置を併用することによって、これらの移動の予測実現性が高まります。
  • (円錐歯の)重度の捻転
  • 複雑な挺出(特に、前歯部開咬の閉鎖、臼歯部および上顎犬歯の低位唇側転位、および生体力学的にみて困難なケース)
  • 完全な歯根平行化を治療目標とするようなケース(小臼歯抜歯症例等)
これらの症例の治療には、高度なスキルに加え、固定式装置との併用、複数回の印象採得が必要とされる可能性があります。


Q7: 10代の患者の治療は可能ですか?

A7:
可能です。第二大臼歯が完全に萌出してさえいれば、治療対象となり得ます。