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クリンチェック
クリンチェック AVI ファイルを見ると、下顎歯列の矯正が上顎歯列よりも8ステージ遅れて始まっていることがわかります。水平被蓋が下顎切歯の唇側傾斜に先立って改善できるように、このような段階設定をすることもあります。クリンチェックの中で目を引くのは、下顎右側犬歯の移動です。他の歯とは異なり、この歯の移動には2つのベクトルがあります。その理由はこの歯を、まず遠心に移動させてから切歯を近心に移動させるためでした。次に、この犬歯を舌側に移動させて最終的位置にもっていっています。

上顎歯列の移動は第2大臼歯の遠位移動から始まっています。次に第1大臼歯、第2小臼歯というように連続的な移動が犬歯まで続いています。この移動シリーズの最終段階に近づいたところ側切歯の舌側傾斜、中切歯の前方傾斜が始まっています。

最終的咬合の観点から見て下顎右側側切歯がまだわずかに舌側にある点にご注目ください。このことはクリンチェック上の最終的咬合を注意深く確認することの重要性を強調しています。理想としては、この側切歯はよりよいアラインメントに収めるべきでした。